洗練された美しいアナログレコード。ホワイトラバーに刻まれたAMON TOBIN話題の新作

2011年にリリースしたアルバム「ISAM」とプロジェクションマッピングを駆使したライブ演出で、革新的なアーティストとしてポジションを築き上げたAMON TOBINの新作『DARK JOVIAN』が、4/18(土)のレコードストアデイ開催日にNinja Tuneからリリースされます。

新作には、AMON TOBINによる5の新曲のほか、LEE GAMBLEとLOGOSとEPROMの3名のアーティストによるリミックストラックが収録されます。こちらがその新作「DARK JOVIAN」のトレーラーです。

出典:YouTube

AMON TOBINによる4年ぶりのリリースと言うことだけでも世界的に注目されていますが、この新作のレコード盤に関しては彼らしい斬新なリリースになるようです。

このようにレコード盤に美しい「ホワイトラバー」を使用しているのです。しかも、一般的なレコードに比べてより再生に安定感のある180グラムの重量盤仕様となっています。

新作「DARK JOVIAN」についてAMON TOBINは次のように語っています。

「私が宇宙映画にハマっていた1、2年前に今作品を制作しました。ときどき私の作品について『空想的な映画音楽』と例えられることもあり個人的にはいつも歯がゆいところもあったのですが、今回に限ってはその解釈は間違ってないでしょう。
いずれにせよ、私がこの作品で試みたことは、巨大な物体が迫ってくる感覚や、夜空の惑星を見上げた時の込み上げる感情を音で表現することでした。
このレコードには、私の音楽的な影響が詰め込まれています。おそらくJOHN WILLIAMSやGERRY GOLDSMITH、GYORGY LIGETIのファンなら私が何からヒントを得て、どのように作品に落とし込んでいるのかを感じ取ってくれるのではないでしょうか。大好きな映画音楽へ捧げる『DARK JOVIAN』は、自分にとって一度きりのわがままなプロジェクトです。」

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もしかするとこのレコードのデザインも、宇宙を意識したコンセプトなのかもしれませんね。
このホワイトラバーで加工されたレコードは、実際どのような音質で再生されるのか現時点では不明ですが、レコード自体も楽曲もここまで洗練されているとやっぱり手にしたくなってしまいます。

こちらのページでAMON TOBINのインタビュー動画などをご覧いただけます。