電力いらず!3Dプリンタで作られた手動でレコードを再生させる簡易プレイヤー

3Dプリンターの登場により、これまででは表現できなかった複雑なデザインや、個性的なデザインのプロダクトを目にするようになりました。

あらゆる物が3Dプリンターで作られる中、実験的ではありますが、レコードの細かな溝を再現したレコードも3Dプリンターで製作されています。

そして今回ご紹介するのは、ニュージーランドの女性エンジニアのOana Croitoruが3Dプリンターで製作した、レコードプレーヤーです。

このレコードプレーヤーは、次の動画のように3Dプリンターで製作したパーツを組み合わせて形成されます。

出典:YouTube

レコードはハンドルを手動で回して再生させ、そのサウンドは、レコード針と筒状のペーパーで形成される簡易的なスピーカーから出力されます。

出典:YouTube

ご覧の通り、サウンドは期待に添う物ではありませんが、このレコードプレイヤーは、アメリカのエレクトロニカ系のレーベルのGhostly Internationalが開催した、レコードコレクターやオーディオマニアを喜ばせる新しいオブジェクトを生み出すためのデザインを募集したGhostly Vinyl Challengeにエントリーしたコンセプト・デザインなので、そもそも音質については考えられていません。

このGhostly Vinyl Challengeには、その他にもGhostlyの可愛らしいロゴマークを用いた作品がエントリーされていますので、ご興味のある方は下記のボタンからチェックしてみてください!

Ghostly Vinyl Challengeのエントリーをチェック

アイキャッチ画像出典:Thingiverse